おはようございます、Jayです。
電車が運転見合わせをしていてお客様に迂回ルートをお願いする時やこちらの都合で相手との予定を変更してもらいたい時に「お手数(ご迷惑)をおかけして申し訳ありません」と言いますね。
この「お手数をお掛けして申し訳ありません」を英語で言うと?
「お手数をお掛けして申し訳ありません」=“I'm/We're sorry for the inconvenience” or “I'm/We're sorry for any inconvenience”
“‘the inconvenience’と‘any inconvenience’に何か違いはあるの?”
少し違いがあります。
“the”は「その」など何か特定している時に使うものですね。
ですので、“the inconvenience”は相手が被っている迷惑(不便)がわかっている時に使う。
そして“any inconvenience”は相手が実際に迷惑を被っているかどうかはわからない時。
例えば電車の信号機が故障で別路線を使ってもらう時。
Aさんは迂回する必要が出たために予定を伸ばさざる負えなくなったとしたら、どんな迷惑をかける事になるかわかっているので“the inconvenience”。
Bさんは休日で一人旅に出ていたけど、この後に予定があったかどうかはわからず迷惑をかけたかどうかわからない場合は“any inconvenience”。
もう少しわかりやすいように実際の駅の構内アナウンスをしてみましょう。
ホームで待っている人達に状況を伝えて振り替え輸送をお願いするけど、どの乗客にはそれが不便をかける事になってあまり不便をかけないかわかりませんよね?
なのでまずは“We're sorry for any inconvenience.”です。
そしてみどりの窓口にある乗客が相談にやってきました。
その人は友達と会う約束をしているけど、振り替え輸送によって何時頃に目的の駅に着けるか知りたがっている。
これは相手に迷惑がかかっていて、どんな迷惑かもわかっているので“We're sorry for the inconvenience.”です。
最初のアナウンスから“We're sorry for the inconvenience”を使ってもOKです。
逆に相手がどんな迷惑を被っているかわかっているのに“any inconvenience”では嫌味になりかねないので気を付けましょう。
あと、より謝意を伝えたい場合は“I'm/We're terribly sorry for 〇〇”や“I/We apologize for 〇〇”です。
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Have a wonderful morning
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