「ソウルフード」は使い方によっては黒人を侮辱する事になる!?

おおはようございます、Jayです。



日本でたまに「ソウルフード」という単語を見聞きします。

お寿司、天ぷら、お味噌汁など“国民食”という意味で。

さらには大阪のたこ焼きや青森のせんべい汁などの郷土料理にもソウルフードを使う事があります。

悪気はまったくないと思うのですが、気軽にソウルフードを使うのは危険で、下手したら黒人を侮辱しかねません。

本来のソウルフードの意味をご存知ですか


“soul food”「アメリカ南部の黒人達の伝統料理」


“soul”とは「魂」ですが、アメリカの黒人文化を表す言葉でもあります。(「ソウルミュージック」など)

黒人が奴隷として働かされていた時に発祥した伝統料理の事です。

日本でも馴染み深いソウルフードと言えばフライドチキンでしょうか。

黒人達が奴隷として働かされていた時の食事は雇い主が食べ終わった“残り物”が主でした。

そういう劣悪な環境から生み出された歴史があります。


アメリカはいまだに差別が根強く残っていて、特に黒人差別は非常に繊細な問題です。

日本の皆様も海外の“日本料理”と称するものを紹介する番組などで“何でこれが日本料理なの?”とイラっとした事があるかもしれません。

ですので次回「ソウルフード」という言葉を指す時は気を付けてくださいませ。


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