シークレットサービスは“大統領警護隊”だけではない

おはようございます、Jayです。



共和党の大統領候補であるトランプ氏がこの前暗殺未遂に遭ったのをご存知の方も多いかと思います。

その時警護に当たっていたシークレットサービスは過失を認め、トップのキンバリー・チートル長官が辞任しました。

とあるニュースでシークレットサービスを「大統領警護隊」と紹介されていて“んっ?”となりました。

ちゃんと副大統領やその家族も守る事が語られていましたが、シークレットサービスはそれだけではありません。


シークレットサービスの主な任務

「大統領や副大統領たちの護衛」「金融インフラの捜査(調査)」


シークレットサービスと聞くとまず「要人警護」が思い浮かぶ人が多いと思いますが、元々は偽札など金融インフラの犯罪のために立ち上がった組織です。

Secret Service”(英語)のサイトによると1865年に発足して、当時は出回っているお金の1/3~1/2は偽ものなほど深刻な問題だったそうです。

そして1901年に当時のアメリカ大統領暗殺事件を受けてシークレットサービスが大統領警護の任務にも当たるようになりました。

ちなみに英語表記は“Secret Service”ですが、正式名称は“the United States Secret Service”です。


警護対象

・大統領とその家族はもちろんのこと、副大統領とその家族、大統領と副大統領に選出された人達とその家族

・元大統領達とその配偶者(子供がいる場合は16歳まで)

・首相など海外のトップとその配偶者やその他要人

・大統領選120日以内の主な大統領・副大統領候補者とその配偶者

など


もちろんシークレットサービスの人員だけではすべてはまかなえないので地元警察などと連携して守ります。

トランプ氏への暗殺未遂はあってならない事&未遂で済んで良かったと思いますが、打たれた直後の対応が映像を観る限りでは御粗末だったと思います。

確かにトランプ氏は190cmある大きな人ですが、彼を囲ったら安全な場所へ移動させないと。

元シークレットサービスの人は警護対象が多少ケガしても命のために無理矢理にでも移動させると言っていました。

あと手で守るのではなく日本みたくカバン(もちろん防弾)などなかったんですかね。

いずれにせよ両候補とも無事に選挙が行われますように。


関連記事:

‘SP’の実力はすごい!!


Have a wonderful morning


0コメント

  • 1000 / 1000