「ヘッドバンプ」と言うのに何で「グータッチ」と呼ぶの?

おはようございます、Jayです。



大谷翔平選手が昨年ヒットを打つと1塁コーチと頭同士をぶつけるパフォーマンスをよく目にしたと思います。

この前のオープン戦では1塁コーチがいつもと違う人で、大谷選手が空振りをした事が話題になりました。


このパフォーマンスは「ヘッドバンプ」(head bump)と呼ばれています。

“bump”とは何かと何かが「ぶつかること」という意味です。

「頭」(head)がぶつかっているので“head bump”(ヘッドゥ・バムプ)。

ぶつかった時に「バン」とか「ボン」と表す事があるかと思いますが、実は“bump”はこの音の事でもあります。


プロ野球でも見かけるパフォーマンスに拳同士をぶつけるグータッチがありますね。

この「グータッチ」は英語だと“fist bump”(フィストゥ・バムプ)です。

何で「ヘッドバンプ」と言うのに拳になると「グータッチ」と呼ぶのか私には不思議です。


“なぜだろう”と考えたのですが、一つ私が導き出した予想は“馴染みのなさ”でした。

上記の説明を呼んでいないとしたらおそらく多くの人は「フィスト」と「バンプ」はいったい何のことか分からないかと思います。

「フィスト」(拳)よりもジャンケンで馴染みのある「グー」の方が分かりやすいし、謙虚な日本人には「バンプ」よりも「タッチ」(さわること)の方が受け入れやすいのではないでしょうか。


ただ海外では“goo touch”と言うと「ネバネバ(ドロドロ)したものを触る事」となってしまうのでご注意ください。(おそらく怪訝な顔をされるでしょう)

ちなみにジャンケンの「グー」は英語では“rock”(岩・石)。

あくまでパフォーマンスのは“fist bump”ですので。


日本人のカタカナ英語を考える時の発想力は素晴らしいと思うのですがガラパゴス化しないか心配です。

でもカラオケ(karaoke)のようにアメリカでも定着するものもあるんだよな~。


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