「(チーム・グループに)加わる」を英語で言うと?

おはようございます、Jayです。



大坂なおみ選手が新たなコーチが加わった事を発表しましたね。

彼の名は“Jermaine Jenkins”。

カタカナ表記では「ジャーメイン・ジェンキンス」ですが、より実際の発音に近いのはジェンキンズと最後が“z”の音となります。

このチームやグループに「加わる」を英語で言うと?


「加わる」“on board”


大坂選手のツイート例:

“thank Jermaine for joining us and coming on board”

「ジャーメインが私達のチームに加わってくれて感謝します。」


“board”は「板」という意味もありますが、船などに「乗る(乗船する)」という意味もありますが。

最初は「乗船する」という意味でしたが、車や飛行機などが発明されてそれらにも使われ、「乗船する」⇒「乗員に加わる」⇒「(チーム・グループ)に加わる」という意味も含まれるようになりました。


ちなみに“on board”は“join”の類語です。

“あれっ、だったら大坂選手のツイートおかしくない?だって“joining”と“on board”の両方を使ってるよ?”


確かにこの文だけ見たら不思議に思うかもしれません。

このツイートは大坂選手が自分のチームと夕食を一緒に食べた時に撮った写真と一緒にアップされていました。

“thank Jermaine for joining us”だけなら「参加してくれてありがとう」になり、写真の内容と照らし合わせると「ジャーメイン、一緒に食事をしてくれてありがとう」となり、大坂選手のチームに参加したかどうかまでは不確かです。

しかし、ちゃんとそれを伝えたくて“on board”を使ったと思います。


もし“joining us”がなかったら?

食事を一緒にしたかまではわからないけど、チームに加わった事がわかります。

“on board”は食事をするメンバーに加わるでも使えなくもないですが、それでは食事を一緒にする事よりも食事をするメンバーに加わるという事が強調されます。


“Jermaine Jenkins”コーチはヴィーナス・ウィリアムズ(全米オープンで物議を醸したセリーナ選手の姉)のヒッティングパートナーをしていました。

プロ選手としてはあまり活躍出来ませんでしたが、大学テニス時代はすごかったです。

彼は今年の1月に全米テニス協会の“Player Development”(選手養成)コーチに就任しました。

これは大坂選手以外の特定の選手をコーチする事はなさそうですが、将来世界で活躍するアメリカの選手達を育てるためのプログラムです。

大坂選手は近々国籍を日本にするかアメリカにするか決めなければいけません。(アメリカは二重国籍を認めているけど日本は認めていないから)

今までは“日本を選ぶだろうな~”と思っていたけど、今回のでちょっとわからなくなってきました。


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