日本の警察密着番組を観て気づいた法則:口調の変化

おはようございます、Jayです。



毎年定期的にテレビでやっている長寿番組と言えば世にも奇妙な物語、オールスター感謝祭、警察密着番組などがあります。

私は各局の警察密着番組を観ていてある法則に気づきました


「犯罪の嫌疑が生じた瞬間から警察官の口調がタメ口に変わる」

注:もちろんすべてのケースがこれに当てはまるわけではありません


職務質問などで市民に話しかける時は敬語で口調も丁寧な方が多いです。

例:「すいませ~ん、今防犯警戒で巡回中なのですちょっとよろしいですか?」

しかし対象者の所持品から薬物片らしきものが出るなどして被疑者に切り替わると「これ何?」と丁寧さがなくなりタメ口へと変化します。

これは相手が警察官よりも明らかに年上の人にでも変わりません。


それまで敬語だったのに突然タメ語になるとビックリですし、警察官は心理的に優位な立場を取ってその場の主導権を取る作戦なのかな予測します。

英語は日本ほど日常で敬語が使われている事がないのですが、取り調べ映像を観ていて“心理的プレッシャーを与える”などで言葉遣いが強くなるという場面を幾度となくありました。(結果被疑者はムキになって嘘の証言をして墓穴を掘るなどする)


ただこれは日本とアメリカどちらの警察にも言える事なのですが、警察官は“エスカレートした状況を抑える”という事が重要な仕事の一つです。

しかし“敬語からタメ口に変えてさらにエスカレートしないかな?”と心配になります。

もちろん相手が興奮して不必要な発言をして警察のその後の仕事に有利に働く場合が多いとは思いますが…


何はともあれ警察官の方々には日頃からとても感謝しております。

ぜひこの警察官の口調の違いに注目してご覧ください。


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