おはようございます、Jayです。
甲子園すごかったですね。
履正社の選手達や応援されていた方々、おめでとうございます!
こういう頑張った人にお疲れ様の意味を込めて「ゆっくり休んで」と言いますが、これを英語で言うと?
「ゆっくり休んで」=“Get some rest”
例:
“That was a great game. Get some rest.”
「素晴らしい試合だったね。ゆっくり休んで。」
“‘Take a break’とは何が違うの?”
短く&厳密に言うと、“take a break”は回数を指していて、“get some rest”は度合いを指しています。
“a 〇〇”は「1つの〇〇」なので、“take a break”は「(1回の)休憩を取って」となります。
ここでの“break”は可算名詞として使われ、「休憩」というのを回数で捉えていて、それを1回取っておいでと言っています。
“rest”も“break”と同様に可算名詞・不可算名詞のどちらになりますが、“some rest”が表す通りここでは不可算名詞です。(“a rest”や“some rests”なら可算名詞として使っている)
つまりここでは回数ではなく、休息の度合いを表しています。(度合いは「1回、2回」と数えられず、「少し」や「たっぷり」でしか測れませんよね?)
“get”(得る・取る)+“some”(いくらかの・いくばくかの)+“rest”(休息)=(直訳)「いくばくかの休息を取って」=(意訳)「ゆっくり休んで」
今回の甲子園の選手達に言うと仮定して見ていきましょう。
彼らに「休憩を取っておいで」とは言いませんよね?
ですのでここでは“take a break”はおかしいです。
彼らには“身体をじっくり休めてもらいたい”という、休みの回数ではなく度合いについてなので“get some rest”なのです。
ちなみに“go”を付けて“Go get some rest”(ゆっくり休んでおいで)とも言ったりします。
全国の高校球児と関係者の皆様、お疲れさまでした!
これから球数制限や日程などについての議論が起きて、より選手達の心身に負担が減る事を願います。
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Have a wonderful morning
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