日本で知られていないカール・ルイスのすごさ

こんばんは、Jayです。


リオデジャネイロ五輪の陸上競技日本代表を決める日本陸上競技選手権大会が今日から開催されました。

100m走の代表が誰になるか気になるところです。


みなさんは「カール・ルイス」という方をご存知ですか?

今の100m走王者はウサイン・ボルト選手ですが、1980・90年代の世界王者といえばこのカール・ルイス選手でした。

彼はオリンピックに5回出場していて、9個の金メダルと1個の銀メダルを獲得しています。(もちろんその他の世界大会で大活躍)


“えっ、オリンピックに5回出場していて金メダル9個だと計算が合わないんじゃない?”

実は彼は100m(金2)以外にも200m(金1銀1)、4×100m(金2)、走り幅跳び(金4)で活躍しました。

走り幅跳びではなんとオリンピック4連覇!!

短距離のイメージが強い彼ですが、最初は走り幅跳びから始めたそうです。

今のウサイン・ボルトにも勝らずとも劣らないすごさですよね~\(◎o◎)/!


しか~し、今夜の本題はそこではありません。

前置きが長くなりましたが、カール・ルイスのすごさをさらに表す出来ごとがあります。

カール・ルイスはドラフト指名された事があります!!


“えっ、陸上競技にドラフトってあったっけ?”

違います、NFL(アメリカンフットボール)です。

1984年のドラフトでダラス・カウボーイズから12位指名を受けました。

しかしそれだけではありません。

なんと今度はNBA(バスケットボール)のシカゴ・ブルズから10位指名を受けました。(ちなみにこの時の1位指名はマイケル・ジョーダン)


どちらも下位指名であるので“ポテンシャル採用”ではありますが、陸上とは関係ない別々のスポーツからドラフト指名されるなんて彼の身体能力のすごさがわかります。

たしか契約は結ばなかったと思うのでNFLでもNBAでもプレーする事はありませんでした。


アメリカは“クビを切るのが早い”と印象をお持ちの方もいるかと思いますが、このように光り輝く物があればチャンスをもらえるのも事実です。

さ~、日本選手権100m走の決勝は明日。

選ばれた日本代表がオリンピックで活躍する姿を観たいですね!!


関連記事:

ウサイン・ボルト”(英語読みは実は違う)

デッド・ヒート”(「接戦」以外にもこんな意味が)

オリンピック・パラリンピック

予選”(これを英語で言うと?)

決勝・準決勝・準々決勝”(〃)

アメリカは「パワー」で日本が「技術」の理由


Have a wonderful evening

0コメント

  • 1000 / 1000