おはようございます、Jayです。
待ちに待った新型コロナウィルスのワクチン接種が今日から始まります。
インフルエンザなどと違って免疫力がないからここまで感染が広まっているそうですが、このワクチンによってその状況が飛躍的に変わりますね。
この「状況を飛躍的に変えるもの・人」を英語で言うと?
「状況を飛躍的に変えるもの・人」=“game changer”(ゲィム・チェィンジャー)
もしくは“game-changer”
例:
“COVID-19 vaccines will be a game changer.”
「新型コロナウィルスのワクチンは状況を飛躍的変えるものになるでしょう。」
人の例:
“What we need is a game-changer.”
「私達に必要なのは状況を飛躍的に変える人です。」
今回の“mRNA ワクチンとは?”といった大変分かりやすい動画を見つけたのでぜひご紹介させてください。(英語ですが、簡単な日本語解説を下に載せます)
新型コロナウィルスのワクチン開発に要した時間は1年に満たなかったですが、実はこれって記録的に早いことでものすごい事なんです。
それまでの最短記録はおたふく風邪の4年で、インフルエンザのワクチンはなんと27年だそうです。
これだけ早い記録を打ち立てられたのは過去の経験や技術の進歩と人々の絶え間ない努力のおかげでしょう。(開発に携わっている方々ありがとうございます!)
ワクチンは弱いウィルス・死んだウィルス・不活性毒素・ウィルスの一部のスパイク・プロテイン(スパイクたんぱく質)を体内に入れて抗体を作らせます。
これらは非常に時間と労力を費やします。
そこで今回のmRNA ワクチンの登場です。
スパイク・プロテインは伝達(メッセンジャー)の役割をしているのですが、そのプロテインの1の情報を生み出す1本のDNA(メッセンジャーDNA=mRNA)のみを用いています。
mRNAワクチンが体内に取り入れられると新型コロナウィルスのスパイク・プロテインのみ(毒性のある本体のウィルスはない)が作られて、それと戦う事によって抗体を生み出します。
ファイザー社やモデルナ社のワクチンがこちらです。(超冷凍しないといけないのが難点)
DNAの中のmRNAのみではなくDNA全体を使うワクチンもあり、こちらはmRNAよりも安定しているので冷蔵保存OKです。
アスタラゼネカ社やジョンソン&ジョンソン社のがこちら。(しかしこちらは使えば使うほど効果が薄れるのでワクチンのアップデートが必要)
関連記事:
“‘Virus’(ウィルス)と‘Various’(様々な)の発音の違いとコツ”
“(ウィルス変異種などの)「異形」を英語で言うと?”
“(変異株などの)「株」を英語で言うと?”
Have a wonderful morning
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