おはようございます、Jayです。
福島第一原発の処理水が海に放出され始めましたが、中国を発信源とする嫌がらせ電話が多くかかっているみたいですね。
この「嫌がらせ電話」を英語で言うと?
「嫌がらせ電話」=“crank call”(クランク・コーォ)
例:
“There are a lot of crank calls originated from China.”
「中国を発信源とする多くの嫌がらせ電話がかかってきています。」
“‘prank call’じゃないの?”
確かに“prank call”と言ったりもして、ネイティブの間でもあまりハッキリとした違いはないです。
でも私は”crank call”は「嫌がらせ電話」で“prank call”(プランク・コーォ)は「いたずら電話」と思います。
例:
“Children, do not make prank calls.”
「子供達、いたずら電話はしちゃ駄目だよ。」
嫌がらせ電話もいたずら電話も悪意はあるのですが、いたずら電話は「いたずら」があるように“相手が出た瞬間に切る”などドッキリ(相手を騙す)の要素が含まれているように感じます。(“prank”は「ドッキリ」という意味がある)
「嫌がらせ」もいたずら目的の場合もあるかもしれませんが、“相手に危害を加えよう”とする意思もあるのではないでしょうか?
“crank”は迷惑や危害を加えようとする意味合いが含まれているので、個人的には今回の中国からの電話は暴言を浴びせて危害を加えているので“crank calls”ではあるけど“prank calls”とは思えません。
ちなみにアメリカ大手メディアの一つの“NBC”は“prank calls”ではなく“harrasing phone calls”を使っていました。(“harassing”=「嫌がらせの)
もちろん今回の嫌がらせ電話はかける方が100%悪いですしすぐに止めて欲しいのですが、過去に私達自身も思い当たる節はありませんか?
福島原発事故の直後の時期に福島県民や他の東北の人達への嫌がらせや差別があってニュースになったのを覚えています。
もちろん中国からの電話や東北の人達への差別はほんの一部だと思いますが、彼らのふりを見て私達のふりを直しましょう(気を付けましょう)。
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Have a wonderful morning
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