おはようございます、Jayです。
クーデターが起きたミャンマーで取材していた日本人ジャーナリストが軍に拘束されてその後訴追されました。
在ミャンマー大使館が本人と連絡が取れて無事を確認したそうです。
この誰かを「拘束する」を英語で言うと?
「拘束する」=“detain”(ディテイン)
例:
“A Japanese journalist has been detained in Myanmar.”
「日本人ジャーナリストがミャンマーで拘束された。」
逮捕・起訴された経験がある人は少ないと思いますが、上記のジャーナリストほどではないにしろ拘束された事ある人はそれなりにいるのではないでしょうか。
私は過去警察に数回拘束された事があります。
私の拘束の話は後でお話するとして、今度は名詞の「拘束」を英語で言うと?
「拘束」=“detention”(ディテンシャン)
例:
“Detention and arrest are a bit different.”
「拘束と逮捕はちょっと違う。」
「逮捕」は誰かが犯罪を犯したと推測出来る充分な理由があって、容疑者が逃亡や証拠隠滅などの恐れがある場合にします。(でもあくまで推定無罪)
例えば、警察官が目の前でスリの犯行現場を目撃し、犯人が警察官と目が合って逃げようとしたので追いかけて逮捕した。
逮捕せずに在宅起訴も可能ですが、逃げようとしたので“逃亡の恐れあり”と逮捕したのは妥当でしょう。
「拘束」は犯罪を犯したと推測出来る充分な理由はないけど、“何かしらの犯罪に関わったのではないか”と疑われる時に行います。
例えば警察官が街中で薬物中毒者特有の行動や腕の注射痕を見かけて職務質問をした場合。
行動や注射痕自体だけですぐに“犯罪を犯した”と推測は出来ませんが(したら法治国家ではない)、“行動や注射痕が違法薬物をしたのではないか”と推測出来る場合は拘束して質問する事が出来ます。
おわかりでしょうか?
そうです、職務質問が“detention”(拘束)に当てはまります。
私は警察官に何度か職務質問されて“detained”(拘束された)経験があります。
もちろんやましい事はなかったのですぐに解放してもらえました。
職務質問以外には交通違反で警察に停車を求められる時も拘束にあたります。
日本は“警察官と目が合うとすぐに逸らした”など比較的単純な理由で職務質問をする気がします。
さらに職務質問はおそらく任意のはずですが、任意とは名ばかりで警察官に協力するまで解放されないのが現状です。(私は素直に応じますよw)
アメリカはけっこう違います。
任意というのは同じですが、もし“目を逸らしたから”とかという理由だけで拘束しようものなら警察官に処分が下されて最悪訴えられるでしょう。
例えば“見知らぬ黒人がうろついている”と通報があって警察官が駆け付けたのですが、黒人はあまり警察官の質問に答えず(権利として認められている)、それによって拘束された後に逮捕された映像が出て大問題になった事があります。
何はともあれ、日本の警察官もアメリカの警察官も治安を守るために命を張って頑張ってくださっているので大変感謝しております。
いつもありがとうございます!
そしてミャンマーで捕まっている日本人ジャーナリストが一刻も早く解放される事を願います。
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