おはようございます、Jayです。
みなさんは2回目のウクライナとロシアの停戦協議の様子をご覧になりましたか?
ロシア側の人達がスーツ姿で笑顔がありましたが、ウクライナ側は対照的に迷彩柄ではないけど戦闘服に無表情で握手を交わしていました。
この「対照的に」を英語で言うと?
「対照的に」=“in contrast”(米:イン・カントゥラストゥ、英:イン・コントゥラストゥ)
例:
“Russian representatives were wearing a business suit. In contrast to them, Ukrainian representatives were wearing a combat suit.”
「ロシアの代表者たちはスーツを着ていました。彼らとは対照的にウクライナの代表者たちは戦闘服を着ていました。」
“contrast”=「対照(する)・対比(する)」
“‘differ’とは何が違うの?”
“differ”は「異なる」なので意味合いは似ていますが、“in contrast”は「対照的に」という意味なので単に異なるだけではなくまったく交わらない事を意味します。
例えば「Aさんはカッコいい」と「Aさんは優しい」と違う意見。
ポジティブという意味では一緒なのでこちらは“differ”。
“対照的に”「Aさんが好き」と「Aさんは嫌い」は反対の意見で交わっている部分がないので“in contrast”となります。
“‘In contrast to’と‘In contrast with’は何が違うの?”
“to”の方は“contrast”を「名詞」として使っていて、“with”は“contrast”を「動詞」として使っているだけでどちらを使っても同じ意味になります。
国の代表同士が対面する場はビジネススーツが一般的ですが、ウクライナが戦闘服を着てきたのは“我々は戦闘状態にある”と表明したかったからなのでしょうね。
もしこれが逆でロシア側だけが戦闘服だったら世間からの批判はますます大きくなった事でしょう。
みなさんはロシア側の人がミラーリングをしていた事をお気付きになりましたか?
代表者たちが握手をしている時にテレビ画面左側手前のウクライナの人と対角線上にいるロシアの人が握手をしようとしましたが他の人達が握手をしていたのでちょっと待っていました。
待っている時にウクライナの人がタイミングを計るように手をグー・パーにしていたのですが、ロシア側の人も後を追うようにグー・パーとしていました。
これは相手と協調・共感しようという表現で、ロシア側の人がこれをやったのは良い兆しかなと思いました。(もし意図的にやっていたのなら策士)
関連記事:
Have a wonderful morning
0コメント