“イギリス生まれアメリカ南部育ち”のために他のアメリカ人達を怒らせてしまったこと

おはようございます、Jayです。



新天地で生活を始められた方、まだバタバタしていらっしゃるかと思います。

今まで違うやり方や文化に戸惑う事もあるかと思いますが、それらがあなたをさらなる成長へと導いてくれる事でしょう。

私はイギリス・アメリカ・日本の3か国で住んで来ていろいろな発見と学びがありました。

今朝はそんなイギリス生まれアメリカ南部(テキサス)育ちの私がアメリカ人女性(北東部出身)を怒らせてしまったお話


「私はその女性に“Yes, ma'am.”と返事をしてしまった。」


これだけで“そりゃ~イギリスやアメリカ南部以外の人にそれを言ったら怒られるよ”とわかった方、あなたはきっとアメリカ文化に精通しているか私と同じ失敗をしてしまった方とお見受けします。(;^_^A


英語は基本的に敬語はありません。

ただし軍隊などでは上官に対しては基本的に“Yes/No, sir.”(対男性)や“Yes/No, ma'am.”(対女性)を使い、これが敬語の役割を成しています。

そして日常で使うは丁寧語のような感覚です。


“じゃ~Jayはなぜ‘ma'am’を使ったのに相手が怒ったの?”

それはアメリカの南部以外で“ma'am”は丁寧語ですが使う対象がある程度以上の大人の女性に対して使うからです。

“ma'am”はアポストロフィー(‘)が示す通り、ある単語が略されています。

それは“madam”(マダム)で日本語でいう「マダム」。

日本語でも10代20代女性に対してあまり使う事はないかと思いますが、アメリカ南部以外でも同じような感覚を持っています。


ではなぜ私がこのような失礼な事をしてしまったのか?

イギリスでもアメリカ南部でもごく一般的にいろんな年齢層の女性に対して使うのでそれを当たり前のように感じていたから。

それまで10代20代女性に当たり前のように使っており、怒られた事は一度もありませんでした。(もちろん私以外の周りも普通に使っていました)


イギリスは紳士の国ですが、アメリカ南部は他のアメリカ地域と比べて女性に対して優しいです。

その一つが言葉によって表れていて日常で当たり前のように“ma'am”を使っています。

イギリスで普通に使われており、移り住んだアメリカ南部でも一般的に使われていたので特に違和感を感じませんでした。

それが大学で北東部に行った事で失礼と感じる人もいるんだと気づき、“南部以外では気を付けよう”と思うようになりました。


ですので私のようにこれからアメリカ南部以外に引っ越しをされる方はお気を付けください。

そして“ma'am”を使われなくてもそれは失礼というわけではなく、それがそこの当たり前という事だけです。

ちなみに男性に対して使う“sir”はアメリカ南部以外で使っても怒られた事はありません。


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Have a wonderful morning

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