「釈明する」を意味する“Explain”と“Excuse”の違い

おはようございます、Jayです。



谷公一国家公安委員長が岸田首相に向かってパイプ爆弾が投げ込まれたと連絡を受けた時にうな丼はしっかり食べたなどと発言をして批判が起きています。

野党から辞任要求を受けていますが、個人的には確かに相応しくない発言だとは思いますが辞任するほどではないように思います。

「舌足らずであった」などと釈明していますが、この「釈明する」を英語で言うと“explain”や“excuse”などがあります。

今朝はこの「釈明する」を意味する“explain”と“excuse”の違いについてです。


“explain”(イクスプレィン)=「説明する」


“excuse”(イクスキューズ)=「弁解する・言い訳をする」


“explain”は真相や本心を理解してもらうために説明してもらう時に使います。

例:

“He explained thoroughly what his intentions were.”

「彼は自身の意図を詳しく釈明(説明)した。」


“excuse”は自身に責任はない(もしくは一部のみ)という時に使います。

例:

“Nothing can excuse him because he was caught red-handed.”

「彼は現行犯で捕まったのだから何も言い訳にならない。」

“Insanity plea?”

「心神喪失?」

“Maybe, but that doesn't set you free.”

「もしかしたらね、でもだからと言って自由の身になるわけではない。」


谷委員長の発言はTPOに適していないと思いますが、地元の人達を喜ばせるための発言であり悪意があったとは思えません。

ですので彼の舌足らずであった等の釈明はどちらかと言うと“explanation”(“explain”の名詞形)であって“excuse”(動詞も名詞も同じ)ではないように私は感じました。(いずれにしろ気を付けていただきたいです)

与党は襟を正してほしいですが、野党は何かあるとすぐに「辞任しろ」というのもいただけません。

漁夫の利ではなく自身の成功で与党の座を掴むようになってもらいたいです。


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