おはようございます、Jayです。
みなさんは「推定無罪の原則」というのを聞いた事ありますか?
誰かが逮捕されたり起訴されたというニュースを耳にすると“容疑者/被告は罪を犯したんだ”と思いがちかもしれませんが、裁判で有罪となるまでは無罪と推定して扱うというものです。(ですのでニュースも「〇〇の疑いの容疑者」と言ったりしている)
逮捕された人が全て裁判にかけられて有罪となるわけではなく、中には誤認逮捕されて釈放された人もいれば(もしくは裁判で無罪判決)、被害者と示談が成立したり罪を問うだけの証拠がないなどで不起訴(裁判所の判断を仰がない)になった人もいる事でしょう。
強制性交の疑いで書類送検されていた埼玉西武ライオンズの山川穂高選手は嫌疑不十分で不起訴となりました。
この「不起訴にする」を英語で言うと?
「不起訴にする」=“drop”(米:ドゥラップ、英:ドゥロップ)
例:
“The prosecutor dropped the charges due to insufficient evidence.”
「検察官は証拠不十分で不起訴処分とした。」
“drop”と聞くと「落とす・落ちる」がまず頭を過ったり飴玉を思い浮かべる方もいらっしゃるかと思います。(英語でも「飴玉」を“drops”と言う時あり)
物を落とすとやっていた事が出来なくなりますが、“drop”は何かやっていた事を「止める」という意味もあります。
例1:
“I'm sorry, but can we drop this?”
「悪いけどこれ止めない?」
“Drop what?”
「何を止めるの?」
“This topic that we are talking about.”
「今私達が話している事(内容)。」
“OK.”
「了解。」
例2:
“Drop the act.”
「その態度止めなさい。」
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、ベイスターズのバウアー選手もアメリカで山川選手と似たような事があって日本で今プレーされています。
山川選手の心身が万全ならおそらく一軍で出るだけのものは持ち合わせているので、これからライオンズが山川選手をどう扱うか注目です。
そう言えば今まで逮捕されたり起訴されて懲戒免職となったというのをニュースで何回か見た事ありますが、もし彼らの中に不起訴になった人がいたらどうなったのだろう?
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Have a wonderful morning
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