おはようございます、Jayです。
“讀賣新聞オンライン”によると、日本糖尿病協会などは「糖尿病」への偏見をなくすために 新たに英語表記の「ダイアベティス」といった呼称に変える事を提案するそうです。
この「糖尿病」を英語で言うと?
「糖尿病」=“diabetes”(ダィビーティーズ)
例1:
“type 1 diabetes”, “type 2 diabetes”
「1型糖尿病」、「2型糖尿病」
例2:
“My friend was diagnosed with diabetes.”
「私の友達は糖尿病と診断されました。」
みなさんは糖尿病とはどんな病気かご存知ですか?
私は漠然と“血糖値が高い”という事は知っていたのですが、“糖尿病情報センター”によると「インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気」だそうです。
私は“diabetes”を先に覚えたせいか特に糖尿病に対する偏見(少なくとも差別は)はないつもりです。(子供の時に「とうにょう病」というのは耳にした事あったけど、漢字や「糖尿病=diabetes」とわかったのはもっと後になってから)
では糖尿病を患っている「糖尿病患者」を英語で言うと?
「糖尿病患者」=“diabetic”(ダィアベティック)
例:
“He is diabetic.”
「彼は糖尿病患者です。」
より良い例:
“He has diabetes.”
「彼は糖尿病持ちです。」
日本で糖尿病の偏見をなくそう動きがあるように、アメリカでも糖尿病の人への表現を変えようとする動きがあるみたいです。
確かに上記の“is/are diabetic”は自分以外の誰かに対して使うと直接的過ぎるように感じますね。(“I am diabetic.”と自身の事を言うにはそう感じない)
日本語でも「〇〇は糖尿病患者」よりも「〇〇は糖尿病持ち」という言い方の方が柔らかく感じてより用いられていると思います。
ですので英語でも「糖尿病持ち」を意味する“has/have diabetes”を使った方を柔らかい表現になります。
“diabetes”に話を戻しますが、「ダイアベティス」と「ダィアビーティーズ」はけっこう違いませんか?
ネイティブが「ダイアベティス」と聞いて“diabetes”を連想する人はまずいません。
偏見をなくすために名称を変えるなら別の漢字はだめなのですか?
英語発音にするのは“偏見をなくす”というよりも“(パッと聞いてわからないように)うやむやにする”という感じに見えて、そうするならならせめて実際の発音に近づけてください!
テレビなどで“カタカナ英語を使ってその後に日本語でどんなものか説明する”というのを時々目にします。
ハッキリ言って2度手間です。
それなら最初から日本語使ってください。
“日本人の英語能力が上がればいい話なのでは?”
ぐうの音も出ません、そのお助けが出来るように一層精進してまいります!
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Have a wonderful morning
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