おはようございます、Jayです。
中日ドラゴンズの応援歌に「お前」という歌詞が入っており、与田監督が「お前」のところを選手名に変えられないかお願いしましたが、結局その応援歌を自粛するという方針になったのがニュースで巷を賑わせています。
この「お前」を英語で言うと?
「お前」=“you”
「お前、あなた、貴様、君…」と日本語には様々な言い方がありますが、英語はどれも“you”です。
“英語では「貴様」と言いたい時も「あなた」と言いたい時も変わらないって事?”
変化はあります。
一番簡単なのは“You.”と言う時の口調。
怒りを込めたり語気を強めに言えば「貴様」のニュアンスになりますし、普通に言えば「あなた」になります。
他に「おまえ~!」や「貴様~!」だけの文(表現)なら“You piece of 〇〇!”など“you”の後に表現が付け加わる時があります。(汚い言葉なのでここでは表しませんが)
今回の応援歌の件で私が驚いているのが自粛をする必要はないという意見が多い事。
自粛に反対している人を否定するつもりはないのですが、私の日本語能力では「お前」が良い意味で使われる感覚がないので“たしかに子供にその言葉を聞かせるのは良くないな”と今回の自粛には賛成です。
しかし昔は「お前」(御前)は「御」があるように、相手を敬っている意が込められているんですよね。
それがいつしか目上から目下の者を指す時も使われるようになった。
でも自粛反対派がけっこういるという事は今でも前者の「御」の意味を込めて使われている時もあるという事でしょうか。
残念ながら私は後者の感覚しかないので、いつ誰に向かって「御前」を使えばいいかわからないので使えません。(^▽^;)
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