車椅子テニスの特徴:グリップが厚い

こんばんは、Jayです。


パラリンピックが盛り上がっていますね☆

今夜は私が注目している車椅子テニスについてです。

男子ダブルスは3位決定戦が日本人ペア同士で日本の銅メダル確定で、女子シングルスも上地結衣選手が3位決定戦で銅メダル獲得に挑みます。


車椅子テニスとテニスのルールの違いは主に「車椅子テニスは2バウンドまでOK」ですが、プレーに関して言うとバックハンド(非利き腕側)が片手でしかもグリップ(握り方)が厚い選手が多いです。

これは両手でラケットを握ると車椅子の操作性が失われるのが理由でしょう。(もしくは元々障害で片腕のみ)


“グリップが‘厚い’ってどういう事?”

テニスはラケットの握り方(グリップ)に薄いや厚いと言ったりします。

ラケットを持った腕を下ろした時にラケット面が地面が向くほど厚く、逆にラケットが地面と垂直になるほど薄いです。


なぜグリップが厚くなるのか

それはボールを打つ(打点)高さが要因。

座っている分ボールを高い位置で打つ必要があります

ですので高いボールを打つのに適した厚いグリップになるのです。


車椅子テニス選手のすごい所は片手バックハンドも厚くてちゃんとコントロール出来ている所。

私はフォアハンドもバックハンドも片手・両手や様々なグリップで打つ事は出来ますが、片手バックの厚いグリップはもっとも苦手です。

プロテニスの世界を見ても厚い片手バックの選手は圧倒的少数。

それだけ難しいのを当たり前に打てている彼らはすごい。


車椅子テニスの試合を観ていて、このバックの出来不出来が試合を左右するのに気付きました。

今回は残念ながらシングルスでは負けてしまいましたが、国枝選手はこのバックハンドが他の選手たちと比べても上手い。

修得が難しいだけあってか中にはバックハンドを少し薄いグリップにする選手もいます。

国枝選手はそんな相手のバックハンドを中心に攻めて見事勝利を収めました。(これはロンドンオリンピックの話)


何はともあれいつか車椅子テニスをやってみたいですね。

男女共に銅メダル目指して頑張ってください!!


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Have a wonderful evening

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