おはようございます、Jayです。
渡辺直美さんをオリンピック開会式でブタに変身させる演出が最近物議を醸しました。
もちろん誰かを揶揄するつもりはなく、せっかくなので今朝は豚を取り上げたいと思います。
「豚」を英語で言うと?(ちゃんと後でもしブタ演出があったらまずかったかもやります)
「豚」=“swine”(スワィン)
例:
“Do not feed to swine.”
「豚にエサを与えないでください。」
“「豚」は‘pig’じゃないの?”
はい、それも正解です。
“swine”は広い意味での「豚」で、“pig”は「若いもしくは小さい豚」です。
ちなみに「成長した大きい豚」は“hog”。
「豚インフルエンザ」という病気がありますが、英語では“swine flu”(swine influenza)と言います。
おそらく日本はアメリカ英語が主流になる前はイギリス英語が主流でした。
そのイギリス英語で家畜の豚は成長具合や大きさに限らず“pig”です。
この「家畜の豚=pig」が日本に浸透したまま残ったのかなと思います。
さてここでオリンピックの演出に話を変えます。
渡辺直美さんは神対応でしたし、佐々木氏のは提案自体はあってはならない事ですがその後の謝罪・反省などの対応も素晴らしかったと思います。
ですので決して佐々木氏個人を非難しているのではなく、あくまで“なぜ‘swine/‘pig’の仮装した演出はまずいのか”という事についてです。
“swine”も“pig”も日本語で「豚」と訳せますが、スラングで「不快・卑劣な・がめつい人」といった人の悪口となる意味も含んでいます。
渡辺直美さん自身は特に傷ついていないみたいですが、世界中の人が観るわけでそうなると“何て酷い演出なんだ”と他国から批判を浴びていた事でしょう。
ちなみに上記のスラングから派生したと思われるスラングですが、警察を軽蔑する時に“Pig”と主に犯罪者や警察嫌いの方が使います。
アメリカの映画かドラマで警察官を侮辱する意味で“You, Pig!”と言っていたのですが、字幕では「このブタ野郎」となっていました。
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