おはようございます、Jayです。
アメリカのニューヨーク州や5つの州で非常事態宣言が出されるなど、新型コロナウィルスのアメリカにも広まっています。
日本ではマスクを買ってそれを高額で転売する便乗値上げが行われていますね。
この「便乗値上げ」を英語で言うと?
「便乗値上げ」=“price gouging”(プラィス・ガゥジング)
例:
“Price gouging is illegal in certain situations.”
「便乗値上げは特定の状況において違法である。」
警察24時をご覧になった事ある方の中で、交通事故の現場に残っていた“ガウジ痕”という名前を聞いた事はないでしょうか。
これは急ブレーキなどで車体と路面が当たって、地面がが削り取られた痕(穴)の事を言います。
“gouge”は「(乱暴に)削り取る」(動詞)や「削り取られた穴」(名詞)といった意味があります。
そしてそこから“お金などを削り取る”という意味に派生して「高額請求する・巻き上げる」(アメリカ英語の口語)という意味になったと思います。
アメリカの多くの州は非常事態宣言下での便乗値上げを違法としています。
ニューヨーク州も違法で多額の罰金になる可能性があるし、州によっては刑事罰に問われることも。
日本とアメリカは少し違うのかもしれませんが、日本がアメリカの事を報じる時は「非常事態宣言」と訳すけれど、日本国内のは「緊急事態宣言」と言う。
“非常”事態と聞くと、火災など何か命の危機が目前に迫っていて今すぐに動かないと命を落とす感じに聞こえます。
アメリカのもどちらかと言うと“緊急”事態宣言で、実際に何かが発生する前に発令される時もあります。
日本で例えると令和元年房総半島台風(2019年台風15号)。
この台風は上陸前から関東に甚大な被害をもたらす事はわかっていたので、アメリカなら上陸前に緊急事態宣言が発令されていたかもしれません。
“price gouging”だけでなく、新型コロナウィルスやマスクに関する便乗詐欺が起きているそうなのでご注意ください。
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