おはようございます、Jayです。
すでにご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、イギリスのエリザベス女王が亡くなられました。
女王/王や天皇が亡くなる時に「崩御」というかしこまった言い方をしますが、この「崩御」を英語で言うと?
「崩御」=“demise”(ディマィズ)
例:
“British people are mourning the demise of Queen Elizabeth II.”
「イギリスの人々達はエリザベス女王の崩御を悲しんでいます。」
おそらく日本国内では天皇陛下の時のみ使うと思いますが、“demise”は王家の人達だけでなく社会的に重要な人が亡くなった時に使います。
ですので「逝去」という意味でも使えるかと思います。
それからもわかるように“death”のかしこまった表現であり動詞(崩御する)としても“die”のかしこまった言い方です。
ただし女王陛下であれどニュースでは“die”を使います。(敬っていないというわけではなく)
誰かの人生だけでなく社会活動などの終わりにも使い、日本語では「終焉」や「消滅」という意味で使う時に用います。
例:
“This was the demise of the company/empire.”
「これが会社/帝国の終焉となりました。」
イギリスは私の母国で愛する国の一つなのでエリザベス女王のニュースは非常に悲しいです。
日本も天皇陛下会う時は同じかもしれませんが、イギリスではエリザベス女王と会った時は女王陛下から声をかけてもらえない限り声をかけてはいけない決まりとなっています。
でもパレードなど沿道で見掛けた時はそんなのは無視して振り向いて欲しいために大勢の人が声をかけます。
しかし“Your Majesty!”(女王陛下!)と言うのは誰もが言うので振り向いてもらえないという事で、彼女の愛犬のウェルシュコーギーを連れて行くと気に留めてもらえるとかいう噂がありました。(笑)
ちなみにこの「ウェルシュ」(Welsh)は「ウェールズの」という意味です。(ウェールズはイギリスの一つ)
女王陛下、ありがとうございました。
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Have a great morning
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