おはようございます、Jayです。
この前行われたFNS27時間テレビで100kmサバイバルマラソンというのがありました。
優勝はハリー杉山さんなのですが、井上咲良さんがゴールした直後に膝をつくように倒れてそれを倒れてすぐに誰も助けに行かなかったというのがニュースになっていました。
私は“週刊女性PRIME”の記事でこれを知ったのですが、お笑いコンビの東京ホテイソンのたけるさんと野球選手の片岡安祐美さんがそれぞれ氷のうとタオルを持って助けました。
この「助ける」を英語で言うと?
「助ける」=“aid”(エィドゥ)
例:
“They aided her (with a bag of ice and a towel).”
「彼らは(氷のうとタオルで)彼女を助けた。」
“‘help’と何が違うの?”
“help”は多くの場面で使われているのを見受けるかと思いますが、より汎用性が高い類語です。
誰かの問題や悩みなどを「助ける」わけですが、“aid”はその中でも道具などを使ってそれらを減らしたり無くす時に用います。
たけるさんと片岡安祐美さんは氷のうとタオルを使って井上咲良さんの疲労なりを軽減しようと助けたので“aid”が当てはまります。(もちろん“help”でも代用可)
「助ける」以外に「援助する」と言った意味もあり、よく耳にするケースとしては貧困な国や災害に遭った地域などに物資や金銭的に援助するといったケースですかね。
例:
“Japan financially aids Country A.”
「日本はA国を金銭的に援助する。」
“aid”という単語を初めて耳にしたかもしれませんが、「バンドエイド」なら聞いたり使った事あるのではないでしょうか?
これは商品名ですが、英語にすると“Band-Aid”。
この“aid”は名詞として使われていますが直訳すると「帯の助け」。
負った傷を治すため(軽減する/無くす)貼るわけですが、これを参考にすると“aid”の意味合いがわかりやすいかと思います。
先ほどの100kmサバイバルマラソンの件ですが、記事にもあるように(周りにいた人達も助けたい気持ちはあったけど)女性だから躊躇していたのですかね。(もしくはどう助ければいいかわからなかったか)
スタッフが他で手一杯だったのかもしれませんが、もっとスタッフがいればこうはならなかったかもしれません。
実はこの前たまたま同じような場面に遭遇しました。
家の近所で女性がうずくまるように倒れていて知り合いの夫婦が介抱されていました。
夫婦に確認したら救急車はすでに要請したとの事。
夫婦は女性が日陰になるように日傘を差したり団扇で風を送っていたのでおそらく熱中症ですかね。(もちろん私は医学のプロではないので断言は出来ません)
私は家に帰って氷のうをキッチンタオル複数枚で包んで現場に戻りました。
そして現場に戻った時に私も一瞬躊躇しましたが、夫婦の奥さんに手渡して彼女がその女性に氷のうを当ててくださいました。(そして間もなく救急車が来て解散)
私が一瞬ためらったのは相手が女性というのもあるのですが、後は日本語で何と声をかければいいかわからなかったからです。
アメリカで誰かを助ける時には(後々訴訟とならないためにも)相手が男性だろうと女性だろうと一言声をかけて確認しましょう。
例えば今回の場合は“May I put ice on back of you neck?”(首の後ろに氷を当てて良いですか?)などです。(この日本語訳が出てこなかった!)
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Have a wonderful morning
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