おはようございます、Jayです。
石破首相とトランプ大統領がこの前行った共同会見で記者が“If the U.S. places tariffs on Japanese imports, would Japan retaliate?”(もしアメリカが日本からの輸入に関税を掛けたら日本は報復しますか?)という質問に「仮定のご質問にはお答え致しかねます。というのが日本のだいたい定番の国会答弁でございます。」と答えました。
この「仮定の」を英語で言うと?
「仮定の」=“theoretical”(シアレティカォ)
石破首相の答え:
「仮定のご質問にはお答え致しかねます。というのが日本のだいたい定番の国会答弁でございます。」
“I am unable to respond to a theoretical answer. That's the official answer we have.”
↓こちらがその時のホワイトハウスのYouTubeチャンネルの動画です(上記のやり時は37分過ぎ)
日本語で「セオリー」というのを見たり聞いたことありませんか?
これは「理論」といった意味する“theory”のカタカナ読みです。
これの形容詞が“theoretical”です。(「理論的・理論上の」⇒「仮定の」)
“‘hypothetical’と違いはあるの?”
科学的な分野では違いはありますが、日常会話では同じように扱われています。(“hypothetical”は「仮説の」)
石破首相の答えに笑いが起こっていたからどんな通訳だったんだろうと探してホワイトハウスのを見つけたのですが、実際には“定番の国会答弁”が訳されていたわけではありませんでした。(通訳さんの時間的な制限やちゃんとした場という事もあって避けたのかもしれません)
ですので“‘定番の国会答弁’で笑った”と言うよりも“仮定の質問には答えられない”という事に笑った&感心したという感じでしたね。
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