こんばんは、Jayです。
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が“Silver Slugger Award”(シルバースラッガー賞)を受賞されました。
日本では聞きなれない賞だと思うのでまずどんな賞かを解説します。
守備が優秀な選手をポジション毎に選ぶ“Gold Glove Awards”(ゴールドグラブ賞:日本で言うゴールデングラブ賞)があります、シルバースラッガー賞は各ポジションで一番優秀な打者を各チームの監督とコーチが投票で選びます。(もちろん監督やコーチは自チームの選手は選べない)
ちなみにゴールドグラブ賞は外野をレフト・センター・ライトと分けますが、シルバースラッガー賞は“外野手3人”と外野手を一括りにしています。(ですのでレフト3人が選ばれるという可能性も)
メジャーリーグはアメリカン・リーグとナショナル・リーグの2つがあり、それぞれから選ぶので毎年9(ポジション数)×2(リーグ数)=18人が選ばれ、大谷選手はアメリカン・リーグのDH部門での受賞となりました。
DH部門でのシルバースラッガー賞ってすごくないですか!?
“DH”とは“designated hitter”の略で日本語で言う「指名打者」で、チームが守備の時はフィールドに出ず自分の打順が回って来た時だけフィールドに立つ云わば打撃(攻撃)専門の選手。
思い出してください、シルバースラッガー賞は各ポジションで一番優秀な打者を選ぶ賞。
ですので大谷選手は打撃専門のポジションで一番優秀な打者と他チームの監督やコーチから認められた事になります。
ちなみに“slugger”(スラガー)は「強打者」という意味です。
打者の成績を表す一つの指標に“slugging percentage”というのがあり、これは「長打率」を意味します。
打数に対してどれぐらいの割合でヒット(2塁打だろうとホームランだろうと)を打ったかという割合を打率と言いますね。
長打率は「 (1塁打+2塁打x2+3塁打x3 +ホームランx4)÷打数」で、仮に全打席2塁打なら2で全打席ホームランなら4です。
野球の統計を扱っている“Baseball-Reference.com”によると今年の“メジャーリーグ”の長打率平均は0.411で“大谷選手”個人は0.592(個人別でメジャーリーグ全体4位)で受賞もなっとくの数字というのがわかるかと思います。
怪我なく&私が応援するチームと対戦する時以外の大活躍を期待しています!
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Have a great evening
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